2013年4月6日土曜日

リンツ 復活祭前の教会では

こんばんは。クロリスフローラです。

明日は暴風雨になりそうです。
お気をつけておすごしください。

ところでリンツを復活祭の前に訪れたので
リンツ市内の教会などで、いつもと違う特別の光景が見られました。

いくつか画像をお見せします。

どんなシーンだと思いますか?



教会内部 紫の布に注目









これは紫の布よりその下の箱の中に目を奪われますね。
頭部は本物の頭蓋骨。手足は本物の骨ではないとのこと。
聖人の頭蓋骨がこんなふうに教会内に展示されています。


さてこの紫の布に覆われているものは何かおわかりになりましたか?
リンツの教会では復活前の聖週間では、 キリストの受難に対して  
悲しみを表わし、教会内の十字架、
聖画のイエスキリストのご像を紫の布で覆う(ほとんど紫ですが、
紫以外に白、黄色などの例外もあり)
ということがほとんどのカトリック教会で行われていました。




丘の上のペストリングベルク巡礼教会のイエス様の像は
黄色い布に覆われていました。

                                         ペストリングベルク巡礼教会

                                           3月31日の復活祭を終えた今
                                           それぞれの教会のイエス様は
                                       いつものイエス様に戻っていることでしょう。